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荷重制御型落橋防止装置

2016年に発生した熊本地震では、落橋防止システムを介して外力が下部構造に作用したことで、下部構造本体(橋台パラペット等)が損傷する事例が確認されました。このような事例を踏まえ、ビー・ビー・エムでは、落橋防止システムの設計上の耐力(1.5Rd)は確保しつつ、下部構造本体の耐力より確実に小さくすることができる、耐力の階層化を図った新しい荷重制御型落橋防止装置を開発しました。

特徴

・荷重制御型落橋防止装置は、低降伏点鋼を用いた連結板で構成された部材を上部構造と下部構造の間もしくは横桁間に設置して、落橋防止ケーブルで連結した構造になっています。

・落橋防止装置と上下部構造が接続する部位の耐力が、落橋防止本体の耐力よりも上回るように、連結板の破断荷重を制御することで、落橋防止接合部の損傷が防止できます。

・地震力の作用により連結板の破断もしくは著しい変形が生じた場合には、取り外し可能な連結板のみ取替えることで速やかな機能回復が期待できます。

荷重制御型落橋防止装置
構造

(a)構造概要図

構造

(b)荷重制御型落橋防止装置の作動模式図

導入実績

  • 阿武隈大橋(仙台東部道路Ⅱ期線)
    東北
    阿武隈大橋(仙台東部道路Ⅱ期線)
    阿武隈大橋(仙台東部道路Ⅱ期線) 東北 阿武隈大橋

    阿武隈大橋(仙台東部道路Ⅱ期線)

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