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現在、数十万本の杭(鋼材)が土木工事における仮設の土留め芯材として地中に埋設されています。工事終了後に不要となるこの杭(鋼材)は、周囲の改良地盤との固着や近接構造物への支障等の理由で引抜き撤去が極めて困難な為、その多くがそのまま地中に放置されています。その結果、未撤去の膨大な量の杭(鋼材)が都市の地下に年々累積し、後の地下鉄や下水道等の土木工事の大きな障害物となっています。
このような環境問題や循環型社会形成の流れにも逆らう地中の杭(鋼材)を、フリクションカッター®により撤去することを実現しました。
フリクションカッター®塗布剤と被覆材は従来のケーシング工法に比べ、工事・重機の簡素化により作業安全性を向上させ、引き抜き工期の短縮により撤去費用を低減できます。また、地盤と地下の仮設構造物とのネガティブフリクション対策にも応用できます。
H形鋼などの杭(鋼材)の表面に特殊ポリマー層を形成させて、セメント水又は地下水との接触により、セメント層(又は地層)と杭(鋼材)との境界面に含水ゲルを介在させる。
この含水ゲル層の働きで杭(鋼材)を引き抜き撤去する。
未塗布の場合
フリクションカッター®
塗布剤使用の場合
フリクションカッター®使用の引抜き後
株式会社ゴウダ
神戸事業部
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